戒名・法名、文字彫刻
戒名(浄土真宗では法名)とは、仏教において受戒した者に与えられる名前です。現在では、仏式の葬儀を行う場合、基本的に故人にふさわしい戒名が付けられます。
当社では、墓石や墓誌、霊標への戒名・法名、文字彫刻を承っております。文字の打ち合わせから現地への出張、文字彫りなど、一貫して自社で行っておりますので、最後まで責任を持って施工いたします。
塗料が剥げてきて見えずらくなった彫刻文字内の色染作業や石碑建立者様がお亡くなりになり朱色の脱色なども執り行なっております。
他社でお墓を建てられた方も承りますので、当社までお問い合わせください。
戒名・法名、文字彫刻の際に必要なもの
戒名・法名、文字彫刻をご依頼の際は、以下の情報が必要になります。
■ 法事の有無・法事日
■ 菩提寺名・墓地名(地図・区・号)
■ 彫刻する方の戒名または法名
■ 彫刻する方の方のお命日
■ 彫刻する方の方のお名前(俗名)・没年齢(数え年)
■ 墓石建立者名
■ 施主様の名前、住所、電話番号
戒名・法名、文字彫刻の基本の流れ
1. 打ち合わせ・現地確認
お問い合わせいただきましたら、まずは立地状況や墓地の状況などを確認いたします。彫刻以外にも気になる点がありましたら、お気軽にお申し付けください。
2. お見積もりのご提示
お見積もりを作成させていただきます。運搬が困難な立地の場合や、霊標(法名碑・墓誌)が特大サイズ、2名以上の彫り入れの場合などは割り増しとなりますので、事前に料金をきちんとご提示いたします。
3. 文字原稿の作成
お客様より彫刻原稿をいただき、彫刻原稿を作成いたします。すでに彫刻されている形式と同じレイアウトで文字原稿を作成いたします。
お客様にも文字原稿をお送りし、ご確認いただいた上で彫刻作業に入らせていただきます。
4. 魂抜き(必要な場合)
彫刻作業に入る前に魂抜きを行います。石碑に彫刻する場合は、魂抜きが必要な場合がほとんどです。霊標(法名碑・墓誌)に彫刻する場合は、お寺様ごとによって魂抜きが必要な場合と不要な場合があります。
5. 彫刻作業
工場または現地にて、熟練の職人によって丁寧に文字彫りをいたします。既に彫られている彫刻と違和感が無いよう細心の注意を払って作業いたします。現地での文字彫刻の場合は、現場見学も可能です。
6. 完成・納骨式
お骨を納骨して、お寺様に法要をしていただきます。納骨式の当日は、立ち会いのお手伝いをさせていただきます。
戒名・法名、文字彫刻に関するよくあるご質問
- 他店で建てたお墓でも彫刻してくれますか?
- もちろんです。当社では、他店で建てられたお墓への戒名・法名、文字彫刻も行っております。
どんなお墓でも彫刻をいたしますので、お気軽にご相談ください。
- 料金はどのくらいかかりますか?
- 戒名・法名の追加彫刻は、石碑を引き取り、工場で専用の機械で彫刻して再び据付ける方法と、石碑を動かさずに現地で彫刻する2通りの方法があります。どちらの方法を選ぶか、また墓石の大きさや状態などによっても価格は変動するため、ご相談いただきましたらお見積もりいたします。
- 作業期間はどれくらいかかりますか?
- 原稿をお作りし、お客様に確認していただく時間などもありますので、目安として2週間以上のお時間をいただければと思います。
四十九日に納骨式を行う場合は、余裕をもって早めにご依頼いただくことをおすすめいたします。