仏教関係では、7という数字を大切にしています。
四十九日は、別の言い方をすると七七日で、掛け算で49になるわけです。
初七日という言葉もよく耳にするのではないでしょうか。
つまり、7日が7回経った日で、忌明けとも言いますが、亡くなった方が仏様になる日と言われています。
この日前までが霊で、この日からが仏という、とても意味がある日になるわけです。
「御霊前」と書いたお供えはこの日前までで、この日からは「御仏前」ということになるのもマナーの一つとして承知しておく必要があります。
つまり、四十九日法要は、故人が成仏できるようにお祈りし、供養する日ということで、葬儀関係ではお通夜、告別式、一周忌と並んで大事な行事と言えます。
しかし、四十九日ぴったりに行えると良いですが、日程の関係でできない場合もあることでしょう。
そのような場合は前倒しで行うことが良いとされています。
仏は前倒し、祝いは後日でも良しと言われており、これは日本の作法の慣例ですから、理屈抜きできちんと行うのが良いでしょう。
関係者が一堂に会して法要を営み、あの世での幸せを祈る、つまりご冥福をお祈りし、故人が仏様になるよう、一所懸命お祈りする日というわけです。
外にあるものだからといって、墓石をゴシゴシとたわしなどの硬いものを使って汚れを落とそうとするのは、避けた方が良いでしょう。
まず、金属のたわしなどで擦り洗いをすると、墓石が綺麗になるよりもせっかくの光沢ある墓石が傷つく可能性の方が高いと言えます。
そして、金属たわしで擦ることによって墓石が傷つくと、その溝などにカビが生えやすくなり、早く輝きが失われてしまいます。
それは、墓石が作られた時に施されている鏡面研磨に傷がついてしまうからに他なりません。
ですから、墓石を洗う時は柔らかい布などを濡らして固く絞り、そっと優しく拭きあげていく方法をとることがベストだと言えます。
また、墓石に彫られたたくさんの文字の溝を掃除するときは歯ブラシが役立つことでしょう。
柔らか目の歯ブラシの毛を使って土埃などを落とした後、次に濡らした歯ブラシで優しくなぞっていくなどのやり方で掃除をしてみましょう。
なお、墓石はその下に納められているご先祖様の頭や体などであるとも考えられるのですから、それをあまり硬いもので擦るのも考えものなのかもしれません。
ご先祖様を祀ってあるお墓ですが、そう頻繁にお参り出来ないという方も多いのではないでしょうか。
例えば、住んでいる場所が墓地からとても離れた場所にあったりすると、行けるときが限られてしまいますよね。
そもそも、お墓参りは午前中に行くのが良いとされています。
なぜかというと、まずお墓参りを優先すべきという考え方からです。
さらに、お墓参りというのは、ただ行ってお線香をたむけるだけではなく、墓石やその周りのお掃除もしなければなりません。
こういったことは明るいうちに済ませるのが良いですから、必然的に午前中などの早い時間に行くことが良いという風習が根付いています。
適した時期は月命日やお盆、お正月などです。
さらに春と秋にあるお彼岸の時期が一般的です。
なぜお彼岸が適しているか、現代の若い人は知らない方も多いかもしれません。
この理由としては、その時期は極楽とこの世が最も近づく日と言われているからなのです。
ご先祖様への想いも届きやすいと言えますね。
お盆も同様です。
亡くなった方がこの世に帰って来ると言われていますから、その時期にお墓参りに行くことが風習となったのです。
お墓は先祖代々守っていくものですが、住んでいる場所から遠い場所にある場合、管理が大変です。
特に高齢になると、お墓が遠方にある場合は頻繁に通うことができなくなりますが、それでも先祖代々守ってきたお墓はしっかり管理したいというときは、菩提寺や墓所管理者様と御相談の上、お墓を改装することが出来ます。
お墓の改葬とはお墓を移動することで、近年、お墓のお引越しを考える方が増えています。
改装するときに必要なことは、まずは新しい墓地を決めることです。
お墓の中には遺骨などが入っていますから、しっかり引っ越し先を決めてから改装を行います。
そして新しい墓地を取得して、埋葬許可を貰ったら、今までお墓があった市町村の「改葬許可申請書」を申請します。
市町村の「改葬許可申請書」をもって、新しく埋葬する場所に届け出をすれば、お墓のお引越しをすることができます。
遺骨を移す時に、読経してもらうのが一般的ですが、その際に、これまでお墓を管理してもらったお礼として、ある程度お包みします。
お包みする額は、それぞれの宗派やお寺によって異なりますから、事前にお包みする相場を調べておくと良いでしょう。
みなべ町にてお墓の施工事例です。
墓地区画寸法 間口1300 奥行1200
施工前
施工後
デザイン墓石 ル・シエルコレクションフォンテ
「角のない柔らかな造形加工は、訪れる人を優しい気持ちにさせてくれるデザインです」
見えなくなる所もしっかりと施工しております。
文字彫刻もミカン彫りにて細部にいたるまできっちり彫刻しております
この度は御縁を頂きまして誠に有難うございます。