お墓参りの望ましい作法とは?
- 2015年06月14日
- 情報ブログ
お墓参りには特別に決まった作法があるわけではありません。
一般的な手順をご紹介します。
1.お墓の掃除
まずはお墓をきれいに拭きます。水を固く絞ったタオルやスポンジでやさしく拭いてください。それでも汚れが落ちない場合は、たわしを使いますが、金属のたわしは石を傷めるので避けましょう。細かい部分は歯ブラシを使うと便利です。墓地内の雑草やゴミがあれば掃除します。
2.お供え
次にお花、線香、ろうそくなどをお供えします。
最後に、お墓の前で手を合わせます。
故人の好きだったお酒やお菓子をお供えした場合は、お参りが終わった後、必ず片付けて帰ります。家に帰ったら、「おさがり」として家族でいただきます。
3.後始末
お参りが終われば、お墓の施設で借りたものを所定の場所に戻し、ゴミは必ず持って帰りましょう。『来たときよりも美しく』気持ちの良いお墓参りをすることが大切です。
お墓参りにはマナーも大切ですが、故人やご先祖さまを供養し敬う気持ちが一番大切です。
お墓は、大切だった亡き人やご先祖さまを供養するところです。祈りの象徴であると同時に、お参りする人にとっては精神的な拠りどころであり、連綿と受け継がれてきた命のつながりを身近に感じさせてくれるところです。
つまり、お墓参りをして先祖供養をすることは、自分をあらしめてくれた全ての人に感謝するということになるのです。
忙しい毎日で後回しになっているお墓参りのこと。一度考えてみませんか?