新しい墓石を設置した後にすることって?
- 2016年07月7日
- 情報ブログ
墓石を設置しただけでは、まだ本当のお墓とは言えません。
単なる石であった石碑に、仏様やご先祖様にお越し頂くことで、お墓になります。
仏像作りでは、大部分ができあがった後、最期に目を描きこみますが、これと似たようなものとされています。
そのため、墓石を設置した後に、開眼法要(建碑式)が行われます。
魂を入れる法要のことを仏像に眼を入れることにちなんで、開眼法要(建碑式)と言われているのです。
お墓を建てた時には、まだ魂の入っていないお墓に邪気が入らないよう白い布で巻き、開眼法要(建碑式)時にその布を取り除きます。
そして僧侶にお経をあげてもらい参加者全員が焼香し、読経が終わったら礼拝します。
開眼法要は、新しいお墓を設置した時だけでなく、今あるお墓への戒名の追加彫刻やお墓の改葬、お墓の移転をしたとき時にも行うことがあります。
お骨がある場合は、同時に納骨法要を行うことが一般的です。
納骨の方法には、骨壷のまま、半紙に包んで納骨、さらしに包んで納骨など様々な方法がありますので事前にお寺様などに聞いておくとよいかと思います。