外柵とは?お墓のどの部分?


外柵という用語は、あまり聞きなれないと思う方が多いのではないでしょうか。
外柵とはお墓の周りを囲う部分のことで、隣の墓地との境界線の役割があります。

つまり、お墓の下にある土台のような場所のことですね。

お墓の一番大切な納骨室もこの部分にあります。

面積が大きいお墓では外柵と納骨室が別で構成されていますが、面積が小さいお墓では一体型として外柵の枠自体が納骨室として利用されます。

まれに、外柵を設けないで地下にカロートを作り墓石を乗せるタイプのお墓もあります。

また、土葬が行われていたころは、周りに囲い枠として玉石を並べた簡易的なものもあります。

その他にも50年以上経過している外柵は当地域では富田石・川中か石など加工がし易い砂岩を使っていることが多く、劣化や損傷に伴い外柵のリフォームが必要なことがあります。

外柵はご遺骨を入れる納骨室の回り部分で墓石や墓誌が置かれる大事な土台です。

外柵をリフォームするだけでとても綺麗になったり、見た目がすっきりしたりするので、大切なお墓を長く良い状態で保つためにもぜひリフォームを検討してみてください。