墓石のデザイン〜和型〜
- 2016年02月22日
- 情報ブログ
和型の墓石の基本的なデザインは縦に長く造られています。
日本では昔から良く見かける一番一般的な形の墓石です。
和型の墓石は伝統に裏付けされているデザインとなっていることが特徴で、その伝統的で雰囲気が格式高く重厚的な和型の墓石は今でも多くの人に選ばれているデザインです。
和型の墓石の構造は、竿石、上台、中台、芝台が重ねられていますが、その中の芝台があるかないかという違いで四段構造か、三段構造が一般的になっています。
四段構造については竿石部分に多様な加工方法があり、見た目が異なる墓石が多いのが特徴です。
竿石上部の加工方法には、滑らかな山形の曲線を描いたものや、真っ直ぐに切ったままの形のもの、四面を斜めに切って三角形に見えるものなどがあります。
また、下台の下に石をもう一段増やしたり、昇華台などを竿石の下に置くような墓石のデザインもあります。
墓石に使われている石には、硬くて吸水性が低く、風化しにくく、きめが細かいといったような墓石に向いている黒い石や白い石などの石には大変多くの種類があります。
石の種類を選ぶことも墓石のデザインにおいては重要な要素となります。