墓石のデザイン〜デザイン型〜
- 2016年03月1日
- 情報ブログ
近年、日本でも墓石は従来のタイプ(和型)からもっと自由なデザインが可能な、いわゆる「デザイン型」に人気が移行しつつあります。
このデザイン型墓石は、故人や遺族の信仰する宗教宗派(特定の宗教宗派を意識して信仰していない場合も含めて)などを問わず、完全に自分の好みに合わせてデザインができます。
多くの場合、縦長の和型に比べ地震でも倒れにくいという利点もある横長の「洋型」や「和洋折衷型」が選ばれますが、故人が生前好きだったものの形や職業などにちなんだものの形をモチーフにする方もいます。
例えばサッカーボールや様々な楽器などです。
なお、これは一般的な形の洋型ないし和洋折衷型墓石を選んだ人が墓石のレリーフとして刻むこともできます。
日本ではまだ少数派であるクリスチャンの方が、周囲の雰囲気に溶け込みつつキリスト教的なモチーフを取り込んだデザインの墓石にするため、キリスト教美術で神聖なモチーフとされるバラやユリ、鳩などのレリーフを刻むこともあります。
墓石に刻む文字も自由な点も、デザイン型墓石の良さです。
漢字一文字や自分の座右の銘とする言葉、あるいは信仰する宗教宗派の聖典の一節など様々な文字が選ばれています。