墓地の種類と選び方のポイントとは?①
- 2015年06月6日
- 情報ブログ
お墓を建てる際、まず最初に用意しなければいけないものが墓地になります。
墓地の種類
墓地は大きく3つの種類に分類することができます。
1、公営墓地・霊園・・・地方自治体(都道府県、市町村)が経営管理する。
2、民間の墓地・霊園・・財団法人や宗教法人等の公益法人と呼ばれる法人が
経営管理する墓地・霊園。
3、寺院墓地・・・・・・寺院が管理運営する墓地。
あくまで目安ではありますが、それぞれの特徴をご説明いたします。
公営墓地・霊園
・自治体の運営であることで、永続性に対しての安心感がある
・永代使用料・管理費の設定が低い場合が多い
・石材店を自由に選択できる
・宗旨や宗派などの宗教的な制約がない
・募集が不定期で受付期間も限定されており、応募多数により抽選になることが多い
・募集する区画が限定されていたり、お墓の形状・大きさが指定されていることが多い
・申込み条件として住所やご遺骨の有無、親族に継承者がいることなど、資格制限がある
民間の墓地・霊園
・公営霊園、寺院霊園に比べて、申込みの際の資格制限が少ない
・自由に区画面積、墓石デザインを選ぶことができる
・駐車場や施設などサービスが充実している
・生前に購入することができる
・永代使用料・管理費は公営に比べて高め
・石材店は指定業者になっている
寺院墓地
・寺院の檀家になることで、子どもや孫など、子孫の代にも手厚く供養してもらえる
・葬儀や法要、供養の際に相談にのってもらえる安心感がある
・葬儀や法要の後、改めて移動しなくてもお墓参りができて便利
・比較的立地条件の良い場所にある
・管理が行き届いている
・「永代供養」を行っている寺院が多いので、お墓の継承者がいない場合でも、引き続き手厚い供養をしてもらえる
・その寺院の宗派に合わせ、改宗する必要がある
次回はお墓の選び方についてご紹介いたします。