お布施ってなに?
- 2016年04月20日
- 情報ブログ
お布施とは法事の際に、お寺に渡す謝礼のことを言います。
僧侶を呼んで読経してもらう時はお布施が必要で地域によって相場は違いますが、だいたい数万円が相場となります。
こういった機会はあまり頻繁ではないので知らない方も多いですが、お布施の渡し方にはマナーがいくつかあります。
まずお布施の包み方ですが、半紙でお札を包み中包みを用意します。
そしてお札の入った中包みを奉書紙(ホウショガミ)で包みます。
奉書紙とはコウゾで作った和紙で、書道の道具などを販売している文房具店で購入することができます。
どうしても手に入らない場合は封筒でも構いませんが、封筒を選ぶ際は郵便番号欄が入っていない無地のものを選びましょう。
そして、包みには旧字体の漢数字で書くのが丁寧なマナーとされており、5万円の場合は「伍萬圓」と墨で書きます。
お布施を渡すタイミングは僧侶が帰る直前にお礼を言って渡すのが良いとされています。
その他僧侶がタクシー等で来た場合、車代としていくらか包みますが、これはお布施と分けて渡します。
包みも一緒ではなく分けて渡し、その際お布施の包みより小さめのもので包むと恰好がつくので良いでしょう。