お墓に刻む言葉の意味とは?


時代の変化の中で、葬儀関連の行事も様々なものが登場しています。

そのために、個人のお墓への価値観も色々なものがでてきました。

従来からの形式もありますが、今は自分の好きなデザインや言葉を入れることも増えています。

確かに、宗教によって違いはありますが最終的には自身の言葉や、家族が故人を想う言葉を使うことが多くなります。

宗教関連で言葉を刻む場合には、南無阿弥陀仏や、南妙法蓮華経などがあります。

他にも、諸法無我というものがあり、意味は「存在」を表し、「無我」とは「永遠に続くものはない」と言うことです。

したがって、諸法無我とは「一切の存在は永続的なものではなく、本来の世界から見た場合、幻の世界」ということになります。

この世で存在というのは、一切が『空』になり、霊的なる存在のみに実在があり、それ以外のものは実体が無いということです。

このような深い意味がある言葉や、「静偲」は静かに偲ぶのように家族が故人に願う言葉の場合もあります。

決め事というわけではなく、どんな言葉でも自分の人生に関係することであったり、こだわりの言葉でも良いでしょう。