お墓にお供えする花は、持ち帰った方が良い?
- 2016年01月29日
- 情報ブログ
仏花や故人が好きだった花を、いつもお供えしていることが好ましいと思っている方は多いかと思います。
今回はお供えするお花についてのお話です。
最近では造花をお供えする方も増えてきています。
造花を持ち帰らずそのままにしておくのは、何の問題もありません。
しかし生花の場合、霊園のルールが厳しいときや頻繁にお墓参りに行ける距離ではないというときは、
そのまま置いておくというのは難しいでしょう。
霊園や地域の風習によって異なりますが、霊園によっては生花の持ち帰りを推奨しているところもあります。
それは、生のお花は傷みやすく、虫などが寄ってくる原因になるからです。
また、頻繁にお墓参りに行けない場合は、お花の手入れができず、
傷んだり、枯れたりするため、お花をそのままにしておく方が気持ちがよくないということがあるでしょう。
では、お供えしていた生花を家に持ち帰った場合、
どのようにすればよいのでしょう。
持ち帰った生花を仏壇にお供えするのは好ましく無いとされています。
なぜなら、先祖に一度お供えしたものですので、
その生花を仏壇の仏様にあげるのは失礼に当たると考えられているからです。
自宅に持ち帰った生花は、仏壇にお供えするのではなく、
観賞用として飾っておきましょう。