お供え物ってどうしたらいいの?


お墓参りの際のお供え物は、お花・お線香・お水・果物などが一般的ですよね。
故人の好きだった物を供えてご供養するのもよいでしょう。
 
お墓参りをした後、お供え物は持って帰った方が良いことをみなさんご存知でしょうか。

なぜなら、食べ物をそのまま置いていくと鳥や虫に食い散らかされたり、腐ってしまうことがありますし、缶の飲み物も、錆びてしまうことがあるので基本的には置いていかないようにしましょう。

腐った食べ物や錆びた金属はお墓にシミを作ってしまうこともあります。
これは、墓石をいためることになるので避けた方が良いでしょう。

もしも、食べ物を放置したり錆びた金属で墓石がいたんでしまい、自分で掃除してもなかなか綺麗にならない時は、専門家にクリーニングをお願いするのも一つの手です。
 
持ち帰ったお供え物は、ご先祖様とご供養を分け合っていただく、という気持ちで皆で食べるのが一般的です。
どうしても気が引けるという場合には、お寺にご供養としてお渡ししてもいいです。
 
また、お花を供えた場合は、持ち帰らずに置いておいて大丈夫ですし、持って帰ってきたお供えと一緒に家の仏壇に供えるのもかまいません。